無職ぽこのらくがき

自由に好きなことを好きなだけなぐり書き

忘れられない不可思議な夢

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お題「ずっと覚えている夢」

 

小学生のときによく見ていた夢になる

 

鮮明に覚えているわけではないが

怖い夢というわけでもない

気持ち悪いなんともゆえない不快感を抱いた夢

 

そんな夢を初めて書いてみる

 

小学生時代1ヶ月に1度は見ていた気がする

普通の怖い夢もみていた

・追いかけられて自分だけ足が遅くて捕まりそうになって飛び起きる

・地面が急に抜けて下に落ちていく感覚

そんな夢とはまた違う夢だ

 

明らかに異質だった

今思い返しても、不思議な夢だ

 

周りはぼんやりとした、白色っぽい空間にいる

私は真ん中にぽつんと立っている

それを俯瞰的に上空から見つけるところから夢は始まる

いつもきまってそうだった

 

徐々に1人称になって、自分の視点から夢を見る

ここに違和感だったり、普段とのズレはなかった気がする

等身大で、いつもどおりの意識で夢の中にいる感じだ

 

もうこのぐらいから頭のどこかで、

”またこの夢か…嫌だな…”と感じている

 

進みたくないという思いは無視され

夢の中で身体は前に進んでいく

 

すると、暖簾のようなものが出てくる

暖簾と言っても、ツルのようなものがぶら下がっている

天然のカーテンみたいなものだ

 

それを手でかき分け奥に進んでいく

 

すると世界はジャングルっぽい森の中に移動する

暑い・寒いなどの感情はない

ただ背景としてある

そんなイメージをしてもらえれば十分だ

 

そこで、不思議な物体が目の前にある

日によって変わるのだが、○だったり□だったり

ここは本当に決まっていなかった

ただ、ここからおこるのは決まって同じ

 

物体は大きくなったり、小さくなっていく

その物体とは対象的に

私の存在は小さくなていく

 

目の前で見ている感覚だったから

もしかしたらどちらか一方が変化していただけかも知れない

ただ、明らかに手が大きくなったり小さくなったりしていた印象がある

 

物体が大きくなると、小さくなる

押しつぶされそうな圧迫感を覚える

ほんの少し息苦しく感じる

ただ、潰されることはない

森のような空間は無限に広い

奥に奥に押し出されはするものの害はない

不快なだけだ

 

物体が小さくなると、大きくなる

このときは決まって、何もできない

動けなくなるのだ

大きくなって色んな所が見えてくる

ものすごい不思議な感覚で、きもちわるい印象を抱いた

落ちていく感覚はなんとなく理解ができるが

自分が巨大化する感覚なんて、この夢以外に体験したことがない

言葉では言い表せない気持ち悪さがあった

 

それをひたすらに繰り返す

時間でみたら大した時間は過ぎていないと思う

 

ただ、無限のように感じるのだ

もう見たくない

起きてこの夢を終わらせたい

そう願うも、身体が起きることはない

目も開かない

ひたすらに不快な感情がグルグルと回る

 

そして、目が覚める前決まってどこかにお面が姿を表す

奇妙な形をしていた

 

一度パソコンでお面を調べたことがあるが

似たようなものを見つけたことはなかった

頭の中の空想だけの世界のお面なのかもしれない

奇妙な形だったことだけ覚えている

 

それを見つけたとき少し安堵する

やっと終われる

 

そして目がさめる

その瞬間はなんの夢を見ていたか覚えていない

 

ちゃんと朝になり、ご飯を食べているときに

ふと夢を見たことを思い出す

 

決して好きになれない夢だった

ただ、なにか意味があったのかも知れない

最近になってそんな気がする